石塚航--北海道立総合研究機構研究職員データベース

石塚航　 ( いしづかわたる )
森林研究本部林業試験場保護種苗部育種育苗グループ
主査
森林生態学／生態遺伝学
遺伝変異／育種／適応／植物生理／北方針葉樹
日本生態学会／日本森林学会／種生物学会／日本緑化工学会
樹木の遺伝的変異、そしてその育種的応用に関心があります。これまでは、主にトドマツの標高勾配に沿った適応的変異を解明してきました。自生する標高域の環境に適応するように蓄積されてきたトドマツの変異は、今後の種苗生産・造林に対しても示唆的です。様々な先端技術・知識を取り入れ、今後もより広く、深く研究を進めていきます。

発表会・講演会・学会等での発表

学会名またはシンポジウム名発表テーマ名発表者名主催団体開催場所発表年外部リンク
第61回　日本生態学会大会日本の浜辺に分布する野生ダイコンの地理的な成長特性の変異－共通圃場試験による変異の抽出－石塚航・彦坂幸毅・伊藤元己・森長真一日本生態学会広島 2014
第61回　日本生態学会大会高標高×低標高トドマツF2苗を用いた適応的遺伝子の探索～RADシーケンス法を利用したQTLマッピングの試み～後藤晋・石塚航・北村系子・上野真義・久本洋子・岩田洋佳・永野惇・工藤洋日本生態学会広島 2014
ゲノム多様性のデータ解析野生ダイコンを用いた適応的な地理変異とゲノム変異との関連石塚航・森長真一統計数理研究所東京 2013
第124回　日本森林学会大会標高に沿った適応形質の遺伝様式を探る－遺伝的背景の異なるトドマツF2個体群を用いて石塚航・後藤晋日本森林学会岩手 2013
生物集団のモニタリングデータ・生態系管理と統計数理トドマツ標高別移植試験の長期データを用いたモデリング石塚航統計数理研究所東京 2013

第60回　日本生態学会大会北方針葉樹トドマツの標高に沿った適応的形質とその遺伝変異石塚航日本生態学会静岡 2013
第44回　種生物学会内陸型ハマダイコンの成長特性－全国の自生集団と比較して－石塚航・彦坂幸毅・伊藤元己・森長真一種生物学会滋賀 2012
Comparative Genomics and Breeding of Brassicaceae Crops Intraspecific variation in the growth traits in seed and seedling stages of wild radish, Raphanus sativus var. raphanistroides along the Japanese archipelago Ishizuka, W., Hikosaka, K., Ito, M., Morinaga, S-I Univ. Tohoku Sendai 2012
生物集団に関する遺伝データと集団遺伝学植物の季節性を司る温度応答モデルとその種内変異の推定　～北方針葉樹トドマツの低温馴化タイミングにおける標高変異を用いて～石塚航統計数理研究所東京 2012
The 5th SAUFC Effects of altitude on the reproduction and growth of F1 progeny of Abies sachalinensis Hisamoto, Y., Ishizuka, W., Goto, S The University of Tokyo Forests Fuji 2012
第59回　日本生態学会大会トドマツ標高別集団の局所適応－長期の相互移植試験による実証とその応用石塚航・後藤晋日本生態学会滋賀 2012
第122回　日本森林学会大会施肥条件がエゾマツのコンテナ苗の成長に及ぼす影響後藤晋・小川瞳・岡田桃子・石塚航・木村徳志・鴨田重裕日本森林学会静岡 2011
第58回　日本生態学会大会異なる標高に分布する北方針葉樹の耐凍性とその獲得タイミング　～トドマツの種内変異に着目して～石塚航・岡田桃子・後藤晋日本生態学会北海道 2011
第58回　日本生態学会大会異なる標高に分布する北方針葉樹の耐凍性とその獲得タイミング　～エゾマツ・アカエゾマツの種間変異に着目して～岡田桃子・石塚航・後藤晋日本生態学会北海道 2011
XXIII IUFRO World Congress The factor responsible for co-dominance of two beech species in a cool-temperate forest, central Japan: growth vs. survival in the early demographic stage Ishizuka, W., Goto, S., Kaji, M IUFRO Seoul 2010
XXIII IUFRO World Congress Long-term consequences of hybridization between high-altitude and low-altitude populations in Abies sachalinensis, locally-adapted in their native altitudinal zones Goto, S., Ishizuka, W., Iijima, H., Ogawa, H., Kimura, N. IUFRO Seoul 2010
第12回　日本進化学会大会標高勾配に沿った樹木個体群の局所適応　～いつ、どこで生じるか？～石塚航・後藤晋日本進化学会東京 2010
第121回　日本森林学会大会 Testing the home-site advantage hypothesis in Abies sachalinensis: consequence of 36-year reciprocal transplant experiments along an altitudinal gradient Ishizuka, W., Ogawa, H., Goto, S. 日本森林学会茨城 2010
第121回　日本森林学会大会種子産地の環境がアカエゾマツ次世代苗の生存と成長に及ぼす影響後藤晋・小川瞳・石塚航・木村徳志・松井理生・岡村行治・大屋一美・道上昭夫日本森林学会茨城 2010
第57回　日本生態学会大会更新初期段階におけるブナ属2種の春期未展葉型死亡に関する成長形質石塚航・後藤晋・梶幹男日本生態学会東京 2010
第57回　日本生態学会大会倒木上に更新したトドマツとエゾマツ実生・稚樹の生残に及ぼす効果～倒木の質、母樹の効果～後藤晋・岡田桃子・石塚航・木村恵・練春蘭・梶幹男日本生態学会東京 2010
観察・データ・モデルの狭間を漂う統計数理トドマツにおけるホームサイト・アドバンテージ仮説の検証－標高間相互移植試験36年間の生存と成長の経緯－石塚航・後藤晋統計数理研究所東京 2010
第120回　日本森林学会大会移植によって変化させた光環境に対するイヌブナ実生の成長応答石塚航・梶幹男日本森林学会京都 2009
第56回　日本生態学会大会同所的に生育するブナ・イヌブナの実生定着特性：制限要因の影響の種間差石塚航・梶幹男日本生態学会岩手 2009
第56回　日本生態学会大会標高の違いがアカエゾマツの針葉形態・生理・遺伝構造に与える影響飯島勇人・北村系子・石塚航・後藤晋日本生態学会岩手 2009
第55回　日本生態学会大会秩父山地天然林に優占するブナとイヌブナの実生と成木の分布石塚航・梶幹男日本生態学会福岡 2008
第118回　日本森林学会大会秩父山地天然林における発生時期の異なるイヌブナ当年生実生の生残過程石塚航・梶幹男日本森林学会福岡 2007
第54回　日本生態学会大会イヌブナの堅果及び実生の生残過程石塚航・梶幹男・澤田晴雄日本生態学会愛媛 2007

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刊行物等での発表

題名著者名刊行物名巻数号数開始頁終了頁刊行年外部リンク
ブナ天然林における優占樹木の実生生残過程の追跡－極相林の天然更新は安定していない－石塚航生物教育 57 9 17 2012
スウェーデンにおける針葉樹コンテナ苗生産の事例紹介岡田桃子・小川瞳・石塚航・落合幸仁・後藤晋北方林業 64 4 101 104 2012

学術論文

表題著者名学会誌名巻数号数開始頁終了頁刊行年外部リンク
Use of intraspecific variation in thermal responses for estimating an elevational cline in the timing of cold hardening in a sub-boreal conifer Ishizuka, W., Kiyomi, O., Hara, T., Goto, S. Plant Biology 2014
Modeling intraspecific adaptation of Abies sachalinensis to local altitude and responses to global warming, based on a 36-year reciprocal transplant experiment Ishizuka, W., Goto, S. Evolutionary Applications 5 3 229 244 2012 外部リンク
Seasonal impact of deer browsing on the demography of Fagus japonica seedlings in a cool-temperate forest Ishizuka, W., Kaji, M., Goto, S. Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology 39 2 233 240 2013
北海道富良野市に隔離分布するハクサンシャクナゲ集団の遺伝的多様性と繁殖様式犬飼慎也・木村徳志・石塚航・後藤晋森林遺伝育種 2 122 127 2013 外部リンク
Development of 32 EST-SSR markers for Abies firma (Pinaceae) and their transferability to related species Uchiyama, K., Fujii, S., Ishizuka, W., Goto, S., Tsumura, Y. Applications in Plant Sciences 1 2 1200464 2013 外部リンク

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受賞

受賞名受賞課題名受賞年外部リンク
ポスター賞優秀賞（植物生理生態）, 第57回日本生態学会大会更新初期段階におけるブナ属2種の春期未展葉型死亡に関する成長形質 2010

079-0198
美唄市光珠内町東山
0126-63-4164
0126-63-4166
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	森林研究本部林業試験場保護種苗部育種育苗グループ
	主査

	森林生態学／生態遺伝学
	遺伝変異／育種／適応／植物生理／北方針葉樹
	日本生態学会／日本森林学会／種生物学会／日本緑化工学会
	樹木の遺伝的変異、そしてその育種的応用に関心があります。これまでは、主にトドマツの標高勾配に沿った適応的変異を解明してきました。自生する標高域の環境に適応するように蓄積されてきたトドマツの変異は、今後の種苗生産・造林に対しても示唆的です。様々な先端技術・知識を取り入れ、今後もより広く、深く研究を進めていきます。

学会名またはシンポジウム名	発表テーマ名	発表者名	主催団体	開催場所	発表年	外部リンク
第61回　日本生態学会大会	日本の浜辺に分布する野生ダイコンの地理的な成長特性の変異－共通圃場試験による変異の抽出－	石塚航・彦坂幸毅・伊藤元己・森長真一	日本生態学会	広島	2014
第61回　日本生態学会大会	高標高×低標高トドマツF2苗を用いた適応的遺伝子の探索～RADシーケンス法を利用したQTLマッピングの試み～	後藤晋・石塚航・北村系子・上野真義・久本洋子・岩田洋佳・永野惇・工藤洋	日本生態学会	広島	2014
ゲノム多様性のデータ解析	野生ダイコンを用いた適応的な地理変異とゲノム変異との関連	石塚航・森長真一	統計数理研究所	東京	2013
第124回　日本森林学会大会	標高に沿った適応形質の遺伝様式を探る－遺伝的背景の異なるトドマツF2個体群を用いて	石塚航・後藤晋	日本森林学会	岩手	2013
生物集団のモニタリングデータ・生態系管理と統計数理	トドマツ標高別移植試験の長期データを用いたモデリング	石塚航	統計数理研究所	東京	2013

第60回　日本生態学会大会	北方針葉樹トドマツの標高に沿った適応的形質とその遺伝変異	石塚航	日本生態学会	静岡	2013
第44回　種生物学会	内陸型ハマダイコンの成長特性－全国の自生集団と比較して－	石塚航・彦坂幸毅・伊藤元己・森長真一	種生物学会	滋賀	2012
Comparative Genomics and Breeding of Brassicaceae Crops	Intraspecific variation in the growth traits in seed and seedling stages of wild radish, Raphanus sativus var. raphanistroides along the Japanese archipelago	Ishizuka, W., Hikosaka, K., Ito, M., Morinaga, S-I	Univ. Tohoku	Sendai	2012
生物集団に関する遺伝データと集団遺伝学	植物の季節性を司る温度応答モデルとその種内変異の推定　～北方針葉樹トドマツの低温馴化タイミングにおける標高変異を用いて～	石塚航	統計数理研究所	東京	2012
The 5th SAUFC	Effects of altitude on the reproduction and growth of F1 progeny of Abies sachalinensis	Hisamoto, Y., Ishizuka, W., Goto, S	The University of Tokyo Forests	Fuji	2012
第59回　日本生態学会大会	トドマツ標高別集団の局所適応－長期の相互移植試験による実証とその応用	石塚航・後藤晋	日本生態学会	滋賀	2012
第122回　日本森林学会大会	施肥条件がエゾマツのコンテナ苗の成長に及ぼす影響	後藤晋・小川瞳・岡田桃子・石塚航・木村徳志・鴨田重裕	日本森林学会	静岡	2011
第58回　日本生態学会大会	異なる標高に分布する北方針葉樹の耐凍性とその獲得タイミング　～トドマツの種内変異に着目して～	石塚航・岡田桃子・後藤晋	日本生態学会	北海道	2011
第58回　日本生態学会大会	異なる標高に分布する北方針葉樹の耐凍性とその獲得タイミング　～エゾマツ・アカエゾマツの種間変異に着目して～	岡田桃子・石塚航・後藤晋	日本生態学会	北海道	2011
XXIII IUFRO World Congress	The factor responsible for co-dominance of two beech species in a cool-temperate forest, central Japan: growth vs. survival in the early demographic stage	Ishizuka, W., Goto, S., Kaji, M	IUFRO	Seoul	2010
XXIII IUFRO World Congress	Long-term consequences of hybridization between high-altitude and low-altitude populations in Abies sachalinensis, locally-adapted in their native altitudinal zones	Goto, S., Ishizuka, W., Iijima, H., Ogawa, H., Kimura, N.	IUFRO	Seoul	2010
第12回　日本進化学会大会	標高勾配に沿った樹木個体群の局所適応　～いつ、どこで生じるか？～	石塚航・後藤晋	日本進化学会	東京	2010
第121回　日本森林学会大会	Testing the home-site advantage hypothesis in Abies sachalinensis: consequence of 36-year reciprocal transplant experiments along an altitudinal gradient	Ishizuka, W., Ogawa, H., Goto, S.	日本森林学会	茨城	2010
第121回　日本森林学会大会	種子産地の環境がアカエゾマツ次世代苗の生存と成長に及ぼす影響	後藤晋・小川瞳・石塚航・木村徳志・松井理生・岡村行治・大屋一美・道上昭夫	日本森林学会	茨城	2010
第57回　日本生態学会大会	更新初期段階におけるブナ属2種の春期未展葉型死亡に関する成長形質	石塚航・後藤晋・梶幹男	日本生態学会	東京	2010
第57回　日本生態学会大会	倒木上に更新したトドマツとエゾマツ実生・稚樹の生残に及ぼす効果～倒木の質、母樹の効果～	後藤晋・岡田桃子・石塚航・木村恵・練春蘭・梶幹男	日本生態学会	東京	2010
観察・データ・モデルの狭間を漂う統計数理	トドマツにおけるホームサイト・アドバンテージ仮説の検証－標高間相互移植試験36年間の生存と成長の経緯－	石塚航・後藤晋	統計数理研究所	東京	2010
第120回　日本森林学会大会	移植によって変化させた光環境に対するイヌブナ実生の成長応答	石塚航・梶幹男	日本森林学会	京都	2009
第56回　日本生態学会大会	同所的に生育するブナ・イヌブナの実生定着特性：制限要因の影響の種間差	石塚航・梶幹男	日本生態学会	岩手	2009
第56回　日本生態学会大会	標高の違いがアカエゾマツの針葉形態・生理・遺伝構造に与える影響	飯島勇人・北村系子・石塚航・後藤晋	日本生態学会	岩手	2009
第55回　日本生態学会大会	秩父山地天然林に優占するブナとイヌブナの実生と成木の分布	石塚航・梶幹男	日本生態学会	福岡	2008
第118回　日本森林学会大会	秩父山地天然林における発生時期の異なるイヌブナ当年生実生の生残過程	石塚航・梶幹男	日本森林学会	福岡	2007
第54回　日本生態学会大会	イヌブナの堅果及び実生の生残過程	石塚航・梶幹男・澤田晴雄	日本生態学会	愛媛	2007

題名	著者名	刊行物名	巻数	号数	開始頁	終了頁	刊行年	外部リンク
ブナ天然林における優占樹木の実生生残過程の追跡－極相林の天然更新は安定していない－	石塚航	生物教育	57		9	17	2012
スウェーデンにおける針葉樹コンテナ苗生産の事例紹介	岡田桃子・小川瞳・石塚航・落合幸仁・後藤晋	北方林業	64	4	101	104	2012

表題	著者名	学会誌名	巻数	号数	開始頁	終了頁	刊行年	外部リンク
Use of intraspecific variation in thermal responses for estimating an elevational cline in the timing of cold hardening in a sub-boreal conifer	Ishizuka, W., Kiyomi, O., Hara, T., Goto, S.	Plant Biology					2014
Modeling intraspecific adaptation of Abies sachalinensis to local altitude and responses to global warming, based on a 36-year reciprocal transplant experiment	Ishizuka, W., Goto, S.	Evolutionary Applications	5	3	229	244	2012	外部リンク
Seasonal impact of deer browsing on the demography of Fagus japonica seedlings in a cool-temperate forest	Ishizuka, W., Kaji, M., Goto, S.	Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology	39	2	233	240	2013
北海道富良野市に隔離分布するハクサンシャクナゲ集団の遺伝的多様性と繁殖様式	犬飼慎也・木村徳志・石塚航・後藤晋	森林遺伝育種	2		122	127	2013	外部リンク
Development of 32 EST-SSR markers for Abies firma (Pinaceae) and their transferability to related species	Uchiyama, K., Fujii, S., Ishizuka, W., Goto, S., Tsumura, Y.	Applications in Plant Sciences	1	2	1200464		2013	外部リンク

受賞名	受賞課題名	受賞年	外部リンク
ポスター賞優秀賞（植物生理生態）, 第57回日本生態学会大会	更新初期段階におけるブナ属2種の春期未展葉型死亡に関する成長形質	2010

	079-0198
	美唄市光珠内町東山
	0126-63-4164
	0126-63-4166
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